A:はい。くい丸は摩擦杭なので、深く打つほど抜けにくくなります。
くい丸は、杭と土の摩擦力で地面に固定される「摩擦杭」に分類されます。地盤の状況が均一と仮定すれば、打ち込む深さを2倍にすることで、杭と土が接触する面積も2倍になり、理論上、抜けにくさ(鉛直支持力)も2倍になると考えられます。くい丸に限らず、単管パイプ杭や鉄杭など、他の種類の打ち込み杭でもほぼ同様の現象がみられます(根入れ部/土中部の形状の違いで異なる事があります)。

2mのくい丸は太陽光発電の基礎など過酷な環境でも採用されています。
横方向の力(水平力)への注意点
ただし、**横方向の力(水平力)**に対しては、同じ関係は成り立ちません。
十分に深く打ち込むと、杭の水平耐力は杭本体の強度で決まるようになります。つまり、杭の曲がりにくさが、それ以上の耐力を発揮する限界となるのです。例えば、一番細い27.2mmと48.6mmでは曲がりにくさで約7倍の差がありますが、48.6mmと60.5mmと一回り太くなるだけでも約2倍の差が出ます。
そのため、水平方向の力に対する強度を上げたい場合は、深く打つよりも太いくい丸を選ぶ方が効果的です。

最も太い60.5mmのくい丸は、48.6mmと比べても2倍近い曲がりにくさを誇ります。
補足情報
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実際の地盤: 実際の地盤は均一ではないため、2倍深く打ち込めば必ず支持力が2倍になるわけではありません。
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水平力への対策: 水平力に対する強度を上げたい場合は、くい丸を複数本打ち込んで連結するなどの補強方法も有効です。
English Summary
Q: Does Kui-maru become more difficult to pull out the deeper it is driven?
Yes, because Kui-maru is a friction pile, driving it deeper will increase its pullout strength. Assuming the ground is uniform, driving a stake 2 meters deep would give it twice the pullout strength of a stake driven 1 meter deep. However, this relationship does not apply to horizontal force. For applications where horizontal force resistance is critical, it is more effective to use a thicker Kui-maru rather than simply driving it deeper.