Q:くい丸はユニットハウスの転倒防止に使えますか?

A:はい。多くの強風地域を含む工事現場でユニットハウスや警備小屋の転倒防止補助杭として採用されています。

ユニットハウス本体を強固に地面に固定した上で、くい丸を転倒防止の補助杭とすることを推奨します。

構造計算による引き抜き荷重の目安

一例として、以下の条件で構造計算したところ、くい丸1本当たりの引き抜き荷重は百〜数百kgほどという結果になりました。

  • 5坪タイプ(大きめ)ユニットハウス
  • ユニットハウスそのものは地面に強固に固定されている(四隅を固定端と想定)
  • 桁側(長辺側)に風速46m/sの風が当たったと想定
  • くい丸はハウスの四隅天井部から45度で取った控え杭と想定(参考図参照)

ユニットハウスの転倒防止用控え杭の構造計算イメージ図

参考図

計算により得られた引き抜き荷重は、経験的にくい丸を50〜100cm程度打ち込むことで得られる可能性もあると考えられます。(地盤にもより異なります)

意外に小さな荷重しかかからないと考えられた方もいらっしゃるかもしれませんが、この時にハウスの四隅にはその10倍程度の引き抜き荷重(風下側では押し込み荷重)がかかりますので注意が必要です。

構造計算サービスのご案内

くい丸専門店クイックスでは、ハウスの大きさや基準風速に応じた構造計算も承ります。公共工事や大型プロジェクトでエビデンスが必要な場合にはお気軽にお問い合わせください。

 


English Summary

Kuimaru stakes are often used as supplementary anchors for temporary structures like unit houses and guard cabins in areas with strong winds. In one example, structural calculations for a 5-tsubo unit house under 46 m/s wind showed that each Kui-maru anchor (angled at 45° from the roof corner) was subjected to several hundred kilograms of uplift force. Kui-maru stakes driven 50–100 cm into the ground may provide adequate resistance, depending on soil conditions. Note, however, that the main unit foundation experiences much greater forces and must be securely fixed.

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