くい丸とJIS規格について
A: いいえ、くい丸自体を直接規定するJIS規格(日本産業規格)はありません。
しかし、製品の品質には徹底的にこだわっており、安心してご利用いただけます。
JIS規格とは?
JIS規格 (Japanese Industrial Standards) は、製品や素材の品質が一定水準以上に保たれるよう定められた日本の国家規格です。これにより、購入者はもちろん、材料を調達する企業も安心して取引ができます。2024年現在で1万を超える規格が存在し、国際動向や社会情勢を考慮して日本産業標準調査会(JISC)が制定しています。
なぜ、くい丸にJIS規格がないのか?
「繰り返し使える単管杭」という新しい製品カテゴリは、くい丸が独自に切り拓いてきました。すべての製品に対してJIS規格が存在するわけではなく、くい丸のように比較的新しい製品分野では、まだ規格が制定されていないのが実情です。
このような状況では、見た目だけが似ていて品質にばらつきのある製品も流通しがちです。お客様の安全を支える基礎となる杭だからこそ、製品選びは慎重に行う必要があります。
品質へのこだわり:JIS準拠材料とISO認証
くい丸には直接的なJIS規格はありませんが、その品質には万全を期しています。
- JIS準拠の日本製材料を使用: 本体パイプにはJIS G 3444規格に準拠した国産の溶融亜鉛メッキ鋼管を使用するなど、材料レベルではJIS規格に準拠した高品質な日本製素材を厳選しています。
- 国内工場での生産: すべてのくい丸製品は、品質管理の行き届いた国内工場で生産されています。
- ISO認証の取得: 株式会社くい丸の奈良工場では、品質マネジメントシステムに関する国際規格ISO9001、および環境マネジメントシステムに関するISO14001の認証を取得しています。これにより、製品だけでなく、生産プロセス全体を通じた品質と環境への配慮を保証しています。
私たちは、JIS規格の有無に関わらず、お客様に安全と信頼をお届けすることを何よりも大切にしています。
関連記事
- くい丸辞典:くい丸の本体(パイプ)はJIS規格品ですか?