Q:くい丸の本体はJIS規格品ですか?

A: はい。くい丸の本体(鉄パイプ部分)は、すべてJIS規格品を使用しています。

JIS規格について

鋼管(鉄パイプ)には用途に応じて様々なJIS規格が定められています。くい丸では、その中でも「JIS G 3444 一般構造用炭素鋼鋼管」に適合し、国内の認証工場で生産された高品質な鋼管を採用しています。

JIS G 3444では、鋼管の化学成分、寸法(外径、肉厚)、引張強さなどの機械的性質、試験方法などが厳しく定められています。

くい丸の太さとJIS G 3444の種類記号

使用している鋼管の種類記号は、くい丸の太さによって異なります。

  • φ27.2mm: STK400
  • φ31.8mm: STK400
  • φ34.0mm: STK400
  • φ38.1mm: STK400
  • φ42.7mm: STK500
  • φ48.6mm: STK500
  • φ60.5mm: STK400

※参考:種類記号の数字(例: STK400, STK500)は引張強さの最低値を示しており、数字が大きいほど強度が高い鋼管であることを意味します。

なお、くい丸の両端に取り付けられている金具(尖端部・頭部)についても、JIS規格に準拠した国産の鋼材を使用しています。(詳細は別途FAQで解説します。)

材料証明(ミルシート)について

公共事業などで必要な場合、当店でご注文のお客様には、使用している鋼管の材料証明(ミルシート)を発行することも可能です。ご希望の場合は、詳しくはお問い合わせください。