A: いいえ。標準のくい丸にはペンキ等によるカラー塗装はされていません。表面は亜鉛メッキの色(銀色〜グレー)です。
くい丸本体の表面処理(防錆処理)について
くい丸の本体(鉄パイプ部分)には、錆(さび)に強い「溶融亜鉛メッキ処理」が施されています。さらに、加工が必要な両端部(尖端・頭部)には、補修として「常温亜鉛メッキ剤(ローバル)」が塗布されており、製品全体として高い防錆性能を持っています。
特注のカラー塗装について
特注品として、ご指定の色に塗装することも可能です。詳しくはお問い合わせフォームよりご連絡ください。
主な塗装オプション:
- 頭部塗装:頭部の絞り加工部分を目安に塗装します。リース会社様やレンタル会社様が、自社機材の識別用として利用されることが多いです。
- 指定範囲塗装:くい丸の本体(鉄パイプ部)を含め、ご指定いただいた範囲を塗装します。景観への配慮が必要な公共事業などで実績があります。
全体塗装について(非推奨)
技術的にはくい丸の先端まで全体を塗装することも可能ですが、推奨しておりません。理由は以下の通りです。
- 根入れ部(土中に埋まる部分)の塗装は、打ち込み時に剥がれてしまう可能性が高い。
- 地中部分の塗装が、長期的に見て杭の支持力(抜けにくさ)に悪影響を及ぼす可能性も否定できない。
全体塗装をご検討の場合は、ご使用目的などを詳しくお伺いした上で対応可否を判断いたしますので、まずはお問い合わせください。