くい丸は本当にアスファルトに打てるのか?
よく頂くお問い合わせに「くい丸は本当にアスファルトに打ち込めますか?」というものがあります。
ご安心ください。多くのお客様が下穴なしでアスファルトにくい丸を打ち込んでいらっしゃいます。
「結構打てる」
実際に打ち込むと分かりますが、最初はアスファルトからの反発を感じますが、何度か叩いていけば徐々に入っていきます。アスファルトの厚みや合材によって打ち込みやすさに差はありますが、多くの方は「結構打てる」と実感されています。

写真のハンマーは3kgの大ハンマーですが、細いくい丸なら1.2kg程度の小さなハンマーでも打ち込めます。初心者の方は「手打ちキャップ」を使うと的が大きくなり、作業がしやすくなります。

このケースでは、1本打つのに5分もかかりませんでした。
下穴をあけると作業がより簡単に
アスファルトが固く打ち込みにくい場合や、正確な位置決めが必要な場合は、ドリルでくい丸の直径の1/4~1/3程度の小さな穴を深さ5cmほど開けると作業が楽になります。
大きすぎる下穴は支持力が下がる原因にも
くい丸は杭と土との摩擦で抜けにくくなるため、大きすぎる下穴を開けると支持力が下がることがあります。下穴は適度な大きさで開けましょう。
安全装備もお忘れなく
木製ハンマーを使用する際は、滑り止め付きの手袋を使用することをお勧めします。また、2人で作業する場合は補助者が手打ちハンドルを使うと、事故防止に役立ちます。