くい丸がどの程度の力に耐えるかは、設計上の計算だけでなく、現地で実際に測るのが一番確実で早い場合があります。クイックスでは測定のサポートも行っております。
「くい丸」は太陽光発電施設やフェンスなどの基礎に使われるため、その安全性(支持力)は最も重要なポイントです。
特に太陽光発電施設などでは設置が長期に及ぶため、基礎が想定通りの強度を発揮しているかを確認する必要があります。そこでクイックスでは、くい丸の支持力を確認するための2つの方法をご用意しています。
- 地盤工学会基準に基づく試験: 公共工事や大規模案件で求められる、厳密な規格に基づいた引き抜き試験です。
- 簡易「現地チェックサービス」: 測定器を取り付けた専用ジャッキでくい丸を引き抜き、手軽かつスピーディーに実際の支持力を確認するサービスです。
1. 簡易「現地チェックサービス」による引き抜きテスト
今回は、太陽光発電施設の現場などでも人気のある「現地チェックサービス」での測定の様子をご紹介します。
デジタル測定器(ロードセル)をジャッキにセットして、くい丸を引き抜きます。今回の試験体は、最もよく使われる48.6mm×1.5mのくい丸です。これを1mの深さまで打ち込み、地盤に馴染むよう2週間経過した後に測定を行っています。
ジャッキのハンドルを漕いで引き抜こうとしますが、支持力が1トン(約10kN)を超えてくると、かなり強い抵抗を感じ、操作が重くなります。
ジャッキアップを進めると、杭が数ミリ上に動いた瞬間に最大の支持力(極限支持力)が記録されます。
測定結果の数値が表示されました。このときの引き抜き支持力は「約1.6トン(16.14kN)」という非常に高い数値が確認できました。太さ48.6mmのパイプ杭を1m打っただけで、これだけの抵抗力が生まれることが分かります。
2. 基礎の安全性に迷ったら「現地テスト」を
この現地チェックサービスは、大がかりな重機を必要とせず、コンパクトな機材で簡単に実際の支持力を測ることができるため、太陽光発電施設やフェンス基礎の事前の強度確認として非常に人気があります。
より安全で確実な基礎設計をお考えの方は、現場での引き抜き試験について、ぜひフォームよりお問い合わせください。