【導入事例】くい丸が長野オリンピックの観覧席を支えました!
くい丸には、以下のような特長があります:
- 石混じりの地面にも強い
- 斜面での施工に便利
- 機械でしっかり打ち込める
- 繰り返し使用できて経済的
この4つの特長すべてが活かされたのが、実は長野オリンピックだったんです。
■ くい丸が特によく使われる地域
くい丸は全国各地でご利用いただいていますが、なかでも長野・岐阜・静岡といった中部エリアでの実績が多い傾向があります。
この地域では比較的地盤が固いこともありますが、2010年の長野オリンピックで大量にくい丸が採用されたことが、認知度向上にもつながったと言われています。
■ 男子滑降の仮設観覧席を支えた「くい丸」
スピード感が見どころの男子滑降。その仮設観覧席は、とても大規模なものでした。
設置場所は当然、山の斜面です。平らな地面ではないため、観覧席を安全に支えるには「斜面での安定した施工」が不可欠でした。
その基礎補強として採用されたのが、くい丸です。観覧席の組み立てと並行して、くい丸を地面に打ち込んでいく工法が採用されました。
現場は石が多く混ざる硬い地盤。大量のくい丸を効率よく打ち込むためにエアーブレーカーが使われました。
エアーブレーカーはパワーがあり、ホースを長くしても施工性能が落ちにくいため、広い現場での作業に最適です。
■ 打ち込み機のパワー比較
ちょっと余談ですが、くい丸を打ち込む機械をパワー順に並べると、こんな感じになります:
バックホー >>>>> エアーブレーカー > 油圧杭打ち機 >>> 電動ブレーカー
- バックホー:圧倒的なパワー。ただし真っすぐ打ち込むにはコツが必要。
- エアーブレーカー:プロ仕様の高出力。大型現場にぴったり。
- 油圧杭打ち機:エアーブレーカーに匹敵する打撃力。
- 電動ブレーカー:手軽で扱いやすく、打撃回数の多さで安定施工が可能。
■ 推定1,000本以上のくい丸が使われました
この仮設観覧席には、いくつかの施工業者に分けて納品されたものの、合計で1,000本以上のくい丸が使用されたと見られています。
この現場で使用されたくい丸
この現場では、明るくて頼れる職人さんが多く、活気のある雰囲気だったそうです。
■ イベント仮設にもおすすめです
近年は天候の変化が激しく、屋外イベントや仮設施設の安全対策をより重視される運営者様も増えています。
くい丸は、繰り返し使える杭として、イベント用の仮設設備の補強にもぴったりです。
「強い・打ち込みやすい・再利用できる」くい丸、ぜひご検討ください!