イベント仮設物の補強にお使い頂きました
音楽フェスや花火などの大型屋外イベントでは、ステージや照明、カメラタワーなど仮設物の規模も大きくなってきます。
大きくなるほど、強風やちょっとした手順のミスにより発生する事故のリスクも高くなり、以前よりも慎重な配慮が必要になってきています。
くい丸は、すぐ打ち込める、繰り返し使える、単管クランプが使えるなどのメリットを評価され、オリンピックをはじめとする多くのイベントで使用されてきました。
今回は少し懐かしい写真からイベント仮設物の転倒防止、補強に使われた事例をご紹介したいと思います。
かつてあった山口県のMINEサーキットで開催されたF1レースでは、カメラタワーの転倒防止にくい丸が使われました。
足元にくい丸を打ち込み、単管クランプで接続するだけで基礎の補強が可能です。こうした用途では、根入れ(打ち込み深さ)が浅いと効果を発揮しづらいため、少なくとも0.5m以上の根入れをお勧めします。
また、ここでは看板の基礎としても多数採用して頂きました。
単管フレームを使った看板は施工も早くサイズも柔軟に調整できますが、基礎をしっかりとさせないと、自重が軽い分転倒リスクが他の工法に比べ高い傾向にあります。
イベント仮設は設置期間が工事現場の仮設に比べて短期間になる事が多いですが、多くの方に安心してイベントを楽しんで頂くためにも、くい丸などを使って基礎からしっかりと作り込んで頂ければと思います。