くい丸(杭丸)のサイズ選びで失敗しない!長さ・直径・メッキを徹底解説【店長直伝】
くい丸のサイズ選びでお悩みではありませんか?このページでは、くい丸の選択肢(直径・長さ・メッキ)を網羅的に解説し、設置場所の地盤や設置物の荷重に合わせた最適なサイズの選び方を、分かりやすく説明します。農業用支柱、仮設工事、DIYなど、様々な用途に合わせた使用例も紹介。この記事を読めば、くい丸のサイズ選びで迷うことなく、適切なサイズを選べるようになります。安全な基礎をスピーディに施工するための参考にして下さい。
1. くい丸のサイズの種類
くい丸は、仮設工事の仮囲いや農業用ビニールハウス、DIYなど、様々な用途で基礎や支柱として使用される鋼製杭です。「打ち込むだけの基礎工法」としてその用途の広さから、多くなサイズが展開されています。ここでは、くい丸の直径、長さ、メッキの種類について詳しく解説します。
1.1 直径のバリエーション
くい丸の直径は使用されている鉄パイプの外径(太さ)で表され、27.2mm、31.8mm、34.0mm、38.1mm、42.7mm、48.6mm、60.5mmの7種類が用意されています。
直径が大きいほど、抜けにくく、かつ曲がりにくくなります。その反面、重くなり打ち込み時の抵抗も増すため、設置するものの重量や風圧、地盤の状況に合わせて適切な直径を選びましょう。
直径 (mm) |
板厚 (mm) |
適用例 |
---|---|---|
27.2 | 1.9 | 比較的軽量なものの設置、軟弱地盤での使用 |
31.8 | 1.6 | 農業用支柱、園芸用支柱、丁張り、簡易フェンスなど |
34.0 | 2.3 | 手摺り、エクステリアなど |
38.1 | 2.3 | ビニールハウスの支柱など |
42.7 | 2.4 | 仮設足場の転倒防止など |
48.6 | 2.4 | 仮設足場の基礎、太陽光発電設備の基礎、転落防止柵の支柱、土留め板の支柱など |
60.5 | 2.3 | 土留め板の支柱、大型仮設テントの基礎など |
くい丸は鉄パイプでできているので中は空洞です。中空構造で軽くて扱いやすい反面、強度に不安を感じる方もいるかもしれません。しかし、同じ重さの鉄の棒であれば、パイプにして直径を大きくする方が曲げに対する強さが向上します。
27.2mmはDIYや園芸で人気があり、31.8mmと38.1mmは農業用ハウス向け、48.6mmは高荷重対応で拡張性も高く、多用途に使用されています。
1.2 長さのバリエーション
くい丸の長さは、30cmから200cmまで、10cm刻みで選択可能です(直径により最短長さは異なります)。
必要な長さは「根入れ長(打ち込み深さ)+地上高」で決まります。根入れ長は地盤の硬さに応じて調整し、設置するものの安定性を確保しましょう。
くい丸専門店では主に2mまでを扱っていますが、それ以上の長さについても対応可能です。お問い合わせください。
1.3 メッキのバリエーション
くい丸には、標準メッキと厚メッキの2種類があります。どちらも溶融亜鉛メッキで、防錆性能に優れていますが、厚メッキは膜厚が厚く、より耐久性に優れます。
標準メッキでも屋外使用には十分ですが、長期間の設置が必要な場合や腐食環境下では厚メッキの使用を推奨します。なお、厚メッキは48.6mmサイズのみのラインアップです。