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富士山でのくい丸使用事例


年間30万人近い方が登ると言われる日本の最高峰、富士山。その富士山の9合目以上において、登山者の安全を守るためにくい丸が採用されています。

登山道の転落防止のために、くい丸とロープフックでロープ柵が設置されています。石混じりの地面にしっかり打ち込む事ができるくい丸の特長が存分に発揮されています。ここでは、9合目以上への設置ということを考慮して、くい丸の中では一番軽い、太さ27.2mmのものが使われています。

 

同じ目的で鉄筋杭も使われているのですが、くい丸はパイプでできているので、1本あたりの重さは同じくらい(施工の時は担いで登るので重量も大事だそうです)でも、曲がりにくさや抜けにくさの点で非常に優秀です。

くい丸は尖端がハガネ材の特殊構造なので、こうした石混じりの地面でもキッチリ施工できていますね。

 

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