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仮設トイレの転倒防止

仮設トイレの転倒防止(耐風養生)は大切ですね。最近では対策が進んでいますが、大雨や強風による被害も増えています。

くい丸を使った仮設トイレの転倒防止について手順をご紹介します。

 

■トイレを設置後、コーナー部にくい丸を打ち込む

各コーナーにくい丸を打ち込みます。4ヶ所が理想的ですが、トイレの構造により難しい場合は全面2ヶ所、背面1ヶ所となる場合もあります。

 

打ち込みの深さ(根入れ長)は、地盤にもよりますが50cm以上を目安にして下さい。

■くい丸と仮設トイレを接続する

クランプなどを使ってくい丸と仮設トイレ本体を接続します。

幅木クランプや養生クランプを使う場合、お使いの仮設トイレでクランプのツメが固定できるかなどを事前に確認して下さい。

写真のように、事前にクランプを仮止めして位置合わせしておくとスムーズですね。

シートクランプはツメが短く、多くの場合直接仮設トイレと接続することは出来ません。ロープを使うなど工夫が必要になります。

■くい丸の地上高に注意

くい丸は頭部の絞り長が約12cmあります(※φ48.6)ので、杭頭があまり低いとクランプが取り付けられない場合があります。

写真のように本体のストレート部にクランプが取り付けられるよう杭頭位置を調整して下さい。写真では約50cmの高さです。

■よく選ばれているくい丸のサイズ

仮設トイレの耐風養生では、プロのユーザー様から太さ48.6mm、長さ1100L(約1.1m)のくい丸が多く選ばれています。

□くい丸(48.6mm)スタンダードサイズ

上記の地上高と考え合わせると、根入れ長は60〜80cm程度が多いといえそうです。

 

 

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