くい丸にタケノコドリルで穴をあけてみる
たまに「打ち込んだ後のくい丸に横穴をあけたいが、できるか?」というお問い合わせを頂きます。ちょうど機会があったので、動画を撮影してみました。
日立工機の鉄工ドリルに、ホームセンターで買ってきたタケノコドリルを取り付けてテストしてみました。最初は若干刃先が滑り気味でしたが、いったん穴があいてしまうと、どんどん穴が大きくなっていくのがお分かり頂けるかと思います。
タケノコドリルとは
タケノコドリルは別名ステップドリルと言い、このドリル1本で様々な大きさの穴があけられる便利な商品です。太陽光発電の現場でも、くい丸に貫通穴をあけたい場合に使われています。
最初は細いドリルで下穴をあけるとより作業が楽です
動画でも分かるとおり、穴のあけはじめは刃先が滑ってしまいます。これを避けるために、タケノコドリルを使う前に細いドリルで下穴をあけることをお勧めします。こうすれば効率的に穴開けが進みます。
普通の電動ドリルでも穴開けできるか?
今回は鉄工ドリルを使いましたが、一般の電動ドライバーやインパクトドライバーでも加工可能です。ただし、以下の点にご注意下さい。
1)両手でしっかりドライバーを保持する
2)下穴を作ることをお勧めします
3)鉄鋼ドリルに比べると施工時間がかかる場合があります
あけた穴はしっかり密閉して下さい
穴あけ後は、あけた穴をコーキング等で密閉処理をして下さい。くい丸の中に水が入ると内部(=見えない部分)でサビが進行するので危険です。
現場での穴開け加工はご自身の責任で行って下さい。
こうした後加工はお客様ご自身の責任で行って下さい。