熊野那智大社の屋外看板にくい丸くんが使われていました
建設現場や太陽光発電でよく使われる「くい丸」ですが、実は屋外看板(野立て看板)にもよく使われています。これは店長の大先輩から送っていただいた写真です。
花火や鬼ヶ城で有名な三重県熊野市にある熊野那智大社の看板に使われていたとのことです。行動的な方だけあって、随分遠くまで参拝に行かれていたことに驚きました。
高さ4mを超える看板は建築物扱いになります
高さ4mを超える看板は建築物扱いになるため、専門家に設計、施工を依頼する必要がありますが、それ以下の高さであればDIYでも可能です。もちろん、必要に応じて構造計算をするなど十分に安全性に配慮してください。
くい丸は原状回復が簡単
特に期間限定の看板の場合、くい丸は原状回復が簡単なのでおすすめです。ジャッキなどでくい丸を引き抜き、穴に砂利を入れるだけでOK。コンクリートを使わず、廃棄物も出ませんし、抜いたくい丸は再利用できます。
打ち込み深さ(根入れ)は1m以上を推奨
安全に固定するため、少なくとも0.5m以上の打ち込みは必須とお考えください。できれば1m以上の打込みを基準として、地盤に応じた調整をお勧めします。
くい丸の地上高は0.3〜0.6mが多い
単管を繋いで看板のフレームを作る場合、くい丸の地上高はそこまで高くなくても良いことが多く、0.3~0.6m程度にされている方が多いようです。
もちろん、どのような構造にするかにより必要な地上高が変わりますので、DIYの場合でも事前に図面を作るなどして下さいね。特にくい丸は一度打ち込みすぎると修正が難しくなることもあります。
構造計算もお見積もりいたします
安全な設置のためには、事前に「構造計算」を実施して妥当性を確認することが有効です。とはいえ、専門家に依頼するにしても何をどのように伝えれば良いのか分からないという方がほとんどだと思います。
お見積をご依頼頂ければ、経験豊富な店長がヒアリングの上、構造計算に必要な数値をお打ち合わせさせて頂きます。お気軽にお問い合わせ下さい。
皆様も事例写真をお寄せ下さい
外出先でくい丸を見かけたら、ぜひ写真を送っていただけると嬉しいです。