小さな子供達が遊ぶ公園は、安全面でも様々な配慮が求められます。しかし、自治体はなかなか公園の整備にまで潤沢にお金を使えないのが現状ではないでしょうか。

そんな中、PTAの有志が自ら公園の整備の一環としてブランコ前の柵を作る事になり、くい丸をお使い頂きました。

子供の安全は親の手で守りたい。

今回柵を作る前にも既設のものがあったのですが、劣化が進んできたので取り替えることになったのですが、専門業者にお願いすると高額な見積もりが出てきます。自治体がお金を出してくれれば良いのですが、昨今の財政状況から中々スムーズに話が進みません。

そこで、PTAの方々を中心に、自分たちで柵を作ろうという事になり、くい丸がお手伝いをさせて頂く事になったのです。

柵を未経験者の方でも設置できました

くい丸の良い点は様々にありますが、「資格が必要ないのでどなたでも施工して頂ける」というのは大きなメリットです。

また、基本的には杭を真っ直ぐ立てて打ち込むだけなので、ノウハウや技術がなくてもそれなりに作業が進みます。今回は打込みの機械もご提供したので、楽に作業して頂けたと思います。

支柱として太さ48.6mm、長さ1.5mのくい丸を打込み、フレームパイプハンガーを使って手摺りとしてくい丸フレームパイプを留めています。

フレームパイプハンガーは、いわゆる直交クランプと同じ役目のアタッチメントなのですが、クランプと違いドブメッキされているので長持ちします。

くい丸フレームパイプは、両端がくい丸の頭部と同じ形になっている商品で、手摺りなどとして使って頂くのに適した商品です。単管パイプを手摺りにした時のように、パイプの端で手を切ってしまったりする恐れもありませんので、東京都の住宅公社様でも使われています。

なお、フレームパイプハンガーとくい丸フレームパイプはカスタム品扱いになりますので、詳しくはお問い合わせ下さい。

フレームパイプハンガーは高さを自在に変えられるので、打込みの時に多少杭が真っ直ぐ入っていかなくても、きっちり手摺りを取り付けることができます。

コンクリート基礎を使わないので、あっという間に終わります

結局、資材の搬入から1時間も経たないうちに施工が終わりました。杭を打つ位置さえ決まってしまえば、作業はかなり早いと言えます。

これがコンクリート基礎を作るとなると、穴を掘ったりコンクリートが乾くのを待ったりととにかく時間がかかります。

この点に関しても、忙しいPTAの皆さんにとても喜んでもらえました。


今回もお読み頂きありがとうございました。



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