くい丸シリーズの中でも隠れた人気商品「のぼり旗スタンド」。決まった位置にのぼり旗を立てるのであれば、毎日の手間が少なく本当に楽なんです。しっかり杭を打てば風で倒れる心配もほとんどないので安心な点も喜ばれています。
先日、「杭とか使った事がないんですが、スタンドを作るのは大変ですか?」とお問い合わせを頂きましたので、設置の手順をご紹介したいと思います。
1:くい丸は小型ハンマーでも打ち込めます
まずは何はともあれくい丸を打ち込むところから始めます。一般的なのぼり旗用には太さ31.8mmのくい丸を使ったセットをご用意しているのですが、写真のように1kg程度のハンマーでも打ち込んで頂けます。もう少し力持ちの方であれば、3kgくらいのハンマーを使えば結構固い地面でも入ってきますよ。
手打ちキャップを使えば頭部が綺麗に保護されます
なお、手打ちキャップをかぶせて叩けば打ち込んだ後の頭部が綺麗なままですのでお勧めです。(手打ちキャップは繰り返し使えるので、作業者お一人につき1個あれば十分です)
アスファルトにも打ち込めます
土の地面はもちろん、多少石が混じった地面や、(もし穴を開けても問題がなければ)アスファルト面でもOKです。ただ、アスファルトに施工される時は、上の写真よりももう少し大きめのハンマーをお使いになった方がスムーズです。
コンクリート面に施工する時の注意
コンクリート面は割れてしまうので、直接打ち込むのはお勧めできません。どうしてもというときは、ホールソーでコンクリート面を杭より太め(直径+1〜2cm)にくり抜いてしまって下さい。
杭の打込み深さは30cm以上が目安
「杭をどのくらい打ち込んだらいいですか?」というのもよくお問い合わせ頂くのですが、普通の土の地面なら20cm程度打ち込んだら杭は自立し、安定しだします。この段階でも一般的なウォーターベース(16kgが多いですね)よりも支持力があると思います。ただ、横に力がかかる用途なので、さらにあと10cm。少なくとも合計30cm程度は打ち込んで頂き、あとは地面の固さに応じて調整して頂ければと思います。
手で揺すってみてしっかり留まっていると感じれば、重石を使う時よりは安全な状態だと考えて頂いても良いのではないでしょうか。ただし、あまり力任せに揺すりすぎると杭の支持力が下がってしまうのでご注意下さい。
金具の取付は工具要らず
のぼり旗スタンドの金具は、くい丸にはめてネジで留めるだけと、特に説明の必要もないほど簡単です。1本の杭に上りを複数立てる時のために、金具の単品販売もご用意しています。
微調整もできます
のぼり旗スタンドは、独自の捻り板が溶接されていますので、万一杭が真っ直ぐ打てなかった時でも、のぼり旗を差し込む筒の向きを調整する事が出来ます。軍手をはめて、筒の部分を少し力を入れてひねってみて下さい。思い通りの角度に調整する事が出来ますよ。
あっという間に完成です
用意したのぼり旗を立てたら完成です。杭を打つところからでも早ければ3〜5分くらいで出来てしまうと思います。
オマケが意外にいい仕事します
のぼり旗スタンドセットには、オマケ(というわけでもないのですが)、ちょっとした便利グッズが付属しています。
旗の根元にネジで取り付ける重りなのですが、これが意外に便利。
よく、風が強い日などは旗が竿に巻き付いて見えなくなったりしますよね。この重りをつけておけば、それがありません。ナイスアイデアグッズです。しかも、不自然にピンと旗を張っている訳ではないので美しく風にたなびきます。のぼり旗の広告効果を一層高めてくれる便利アイテムなので是非使ってみて下さい。この重りは単品販売もご用意しています。
今回もお読み頂きありがとうございました。
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