今はほとんど行く機会がないのですが、昔はカラオケでよく「らいおんハート」を歌ったことを思い出す店長です。こんにちは。今回は屋外イベント、それも今は解散してしまった国民的アイドルの野外ライブでくい丸を使って頂いた時のことをお届けしたいと思います。

イベント施工とくい丸は好相性

 もともとくい丸は建設現場で使われることが多かったのですが、最近ではイベント関係のお客様がかなり増えてきているのを感じます。イベント施工は、現場を選べない、施工スケジュールがタイト、安全性にも気を配らなければならないと、くい丸をお使い頂くための条件がかなり揃っている業種です。

 しかもイベントは全て仮設ですので、繰り返して使えるくい丸が喜ばれているのも頷けます。

施工は人海戦術

 観覧エリアの仕切り用の柵としてくい丸をお使い頂いたのですが、なにせ国民的アイドルの野外ライブ会場ですから、敷地からして広大です。現場は広いのに、綺麗に芝生が敷かれていますのでトラックで走り回るわけにもいきません。そこで、やはり人海戦術に頼ることになります。

運んで運んで運びまくる

 今回は太さ48.6mm、長さ2mの杭をお使い頂きましたので、1本当たり5.5kg、写真の5本束で27.5kg。一人で持てなくもないのですが、移動距離が長いので、2人がかりで計画に沿って杭を配置していきます。その後、束をバラして1本ずつ更に細かく配置していきます。

打って打って打ちまくる

 2mの杭ともなると背伸びしても打てません。そこで、作業用の足場(ステージ)を移動させながらの施工になります。打込みにはエアーブレーカーを使って頂きました。パワーがあってホースが伸ばしやすいので、こういった広い現場には打って付けの道具です。

 地面はそれほど固くないため、1本当たりの打込み時間は数分といったところです。それでも数がとにかく多いので施工は随分大変だったろうと思います。

 撮影日はとても良い天気で、もちろん仕事するにも最高ですが、仕事をせずにゴロンと寝転べたらどんなに最高かと思わずにはいられません。

 

単管で柵ができました

 2mのくい丸を0.8〜1m程度打ち込んで頂いたので、押しても引いても、人間の力ではビクともしなかったはずです。普通の方法では、仮設でここまでしっかりした柵を短期間に施工する事はできないので、くい丸が本当にお役に立てたのではないでしょうか。

 

ライブ終了後は

くい丸は抜いたあと、綺麗な円形の穴が残りますので原状復帰が簡単です。※写真は別現場のものです

ライブ終了後は、抜いて抜いて抜きまくります。くい丸は抜いた後に綺麗な円筒形の穴が残りますので、細かめの砂利を流し込み、地表の穴を綺麗にならせば原状復帰完了となる事が多いです。(原状復帰の方法については所有者様と事前にお打ち合わせされる事をお勧めします)

 この時は設置の時しかお邪魔できなかったので、くい抜きの写真がないのが残念です。くい丸なら抜いた後は再利用できますので、イベント施工会社さんでは自社保有されているところも結構あります。



今回もお読み頂きありがとうございました。



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