近年は投票率の低下が社会問題になっていますね。原稿作成時点で直近の国政選挙と言えば第25回参議院選挙(2019年)ですが、投票率は48.8%となっています。2人に1人か、、、

 店長はもちろん選挙があれば毎回投票しています。

 今回は、以前近くの町に行った時に、くい丸を選挙看板の基礎として使って頂いていたのでご紹介したいと思います。くい丸の特長が活きる用途なのでオススメです。

 最初に見かけたのは路肩の斜面(法面)に設置してあるものでした。6人用の看板が1枚ですので、看板はそれほど大きくありません。ちょうどベニヤ板1枚分くらいでしょうか。

斜面(法面)にもキレイに設置して頂きました

単管フレームは施工が早い

 後から見たところ、単管(太さ48.6mm)だけでフレームを組んで番線で看板の枠を留めている事が分かります。横地の単管は2mのものだと思われます。非常にシンプルなフレームですね。トラックから資材を下ろすところから始めても、全部で20−30分程度で出来るのではないでしょうか。(※実際に計ったわけではありません)

 くい丸は、脚の部分と、うしろ側に伸ばした控えを留める基礎の杭としてお使い頂いています。

くい丸は単管と同じ太さがあるので便利です

 写真からはくい丸の長さが分からないのですが、よく売れる1.1mとすれば打込み深さ(根入れ長)が約40-50cm、1.5mであれば、90-100cmほどではないでしょうか。

 くい丸も単管と同じ太さ48.6mmをお選び頂いたので、単管クランプで留めるだけと施工も非常にシンプルです。

もちろん平地への設置にも

もちろん平地への設置にも対応しています

 先ほどは斜面に上手に設置治して頂いた例をご覧頂きましたが、もちろん平地にもきちんと設置できます。これも近くにありました。

 平地でも斜面でも、フレームには同じ資材を上手に組み合わせて頂いていますね。手配も簡単でミスも少ない。オススメの方法です。

選挙看板にくい丸をお使い頂くメリット

選挙看板は決まった日までに決まった数の看板を必ず設置しないといけないので、作業としては結構シビアな物になります。また、公共物なので安全性にも配慮しなければならず、こうした場合にはくい丸を基礎にして頂くと次のようなメリットがあります。

    1. 施工が早い
    石混じりの地面にもハンマーでぐいぐい打てます。また、発電機と電動ブレーカーを使って貰えれば、2人一組でどんどん作業が進みます。
      固い地面にも打ち込める
    選挙看板は決まった場所に設置しないといけないので地面が固い時に苦労します。くい丸ならアスファルトにも打ち込める性能があるので地盤に悩む事がなくなります。
      非常に安全
    単管杭(切りっぱなしの鉄パイプ杭)を使った場合に比べて、くい丸は2.5倍以上の抜けにくさ(支持力)を誇りますので、設置期間中の強風にもより良く耐えるという事が出来ます。
  • 隠れたもう一つのメリットが

     実際に業者様に教えて頂いたのですが、実はくい丸を選挙看板に使うにはもう一つのメリットがあるそうです。

     選挙というのはいつあるか分からないので、看板に使う資材の多くがレンタル品だそうです。なので、国政選挙などの大きな選挙の時はレンタル資材の取り合いになってしまう事もあるそうです。もちろん基礎にする単管杭も、です。

     そんな中、くい丸が単管と同じ太さということをご存じの業者さんだけが悠々とくい丸をレンタルして作業していらっしゃるとか。

     これはひょっとしたらあまり書かない方が良かったのかも知れません、、、

    最後に

     今回は選挙看板でしたが、他にも不動産の案内看板や工事中の掲示用看板など、看板とくい丸は好相性です。4mを超える、建築物扱いの看板にもご利用頂けますが、やはりそれよりは小さめの看板の時にくい丸のメリットが活きてくるように感じます。ある程度長期間設置される物については構造計算(有償)も承りますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

     今回もお読み頂きありがとうございました。



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